インプラントの雑学辞典 その2
インプラントに関して、麻酔のことについてもお話しましょう。
麻酔について
麻酔の方法は、全身麻酔と局所麻酔の2つに大きく分けることができます。通常、歯を抜く場合は、局所麻酔の中の浸潤麻酔と言う方法(治療する範囲のみを部分的に麻酔する方法)で行います。このとき用いる麻酔薬は、劇薬の指定を受けていますが、使用量が1ml〜5mlと少量なことと、メーカーからアレルギーの少ないものが開発されています。
注射の方法
体内に入った麻酔薬は、血清や肝臓中で速やかに分解され尿と共に排泄されます。ですから、妊婦の方にとっても、麻酔薬が胎盤を通過することは無く安全です。一方、麻酔をするときに用いる注射の針のサイズは、歯科のものは医科のものより相当細く出来ていますから、刺したときの痛みも昔に比べると相当軽減されています。“それでも注射が恐い”とおっしゃる方は、表面麻酔といって、針を刺す前に予めその部分をしびれさせるために“麻酔のジェルを塗る方法”が有りますから、それをご希望なさってはいかがでしょうか?
もっと知っておきましょう
麻酔に関する知識としてこんなことも知っておきましょう。唇の近くに麻酔をすると唇がしびれ、鼻があると鼻が詰まったりします。また、麻酔薬の中には、使用量が僅かでも効果が長持ちするように、“血管収縮剤”というものが入っていて、その薬の影響で麻酔の後、心臓の鼓動は激しくなり、一時的に血圧が上昇しますので、高血圧の方や、以前に麻酔を打って気分が悪くなったり、アレルギーの出た方は、予め申し出て下さい。心臓に疾患があったり、喘息、アレルギー体質の方も予め申し出下さい。治療前に緊張している場合は、別のことを(治療後、何をして遊ぶかとか)考えたり、足上げ腹筋をしたりして、気を紛らわすといいでしょう。
